「般若寺」15万本のコスモスが咲く花の寺(ベタな奈良)

奈良市の北端で、奈良と京都を結ぶ京街道(奈良街道)に面していた般若寺は、コスモス寺としても有名です。
春は山吹、夏はあじさい、秋はコスモス、冬は水仙と年間を通して花が絶えない寺です。

寺の歴史は古く、飛鳥時代に高句麗の僧慧灌(えかん)によって開かれました。都が平城京にうつされた後、聖武天皇が平城京の鬼門を守る「大般若経」を基壇に納めた卒塔婆を建てたのが、般若寺の名前の由来と言われています。

平安時代には、学僧1000人を集めるほどの寺院となったのですが、治承4年(1180)に平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討ちにて、伽藍は焼失してしまいました。

鎌倉時代に入り、西大寺の叡尊上人(えいそんしょうにん)やその弟子である忍性(にんしょう)などが中心となり再興されました。現在に残る国宝楼門や重要文化財の経蔵は、この時再建された鎌倉建築です。

室町時代には、戦国の戦いに巻き込まれ再び兵火で主要伽藍が喪失することとなりました。般若寺のシンボル的存在である「十三重石宝塔」についても、大地震で被害を受けながらも復興を繰り返してきました。

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境内の見所

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本堂

現在の本堂(奈良県指定文化財)は2度の兵火で焼失後、寛文7年(1667)に再建されました。

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鎌倉時代に製作された丈六の文殊菩薩は、永禄10年(1567)の兵火で焼失したため、経蔵の秘仏を本堂に遷し、本尊八字文殊菩薩騎獅像(はちじもんじゅぼさつきしぞう)として安置されています。

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(般若寺パンフレットより)

重要文化財 十三重石宝塔

境内でひときは目につく十三重石宝塔(じゅうさんじゅうせきほうとう)は、5丈(14.2m)の高さがある日本を代表する石塔です。

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現在の塔は,観良上人が勧進し宋人の石工伊行末(いぎょうまつ)・行吉(ぎょうきち)らにより建長5年(1253)再建されたものです。
基壇は大きく受戒式を行ったと推定されています。

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四方仏には、薬師如来(東)・釈迦如来(南)・阿弥陀如来(西)・弥勒菩薩(北)の四仏が彫刻されています。
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昭和39年(1964)の大修理の時に、五重目軸石より白鳳時代の阿弥陀如来や、鎌倉時代の金銅舎利塔・五重塔・水晶五輪塔などが発見されました。
これらは毎年、春と秋に宝蔵堂にて秘仏として公開されています。
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一切経蔵

重要文化財一切経蔵(いっさいきょうぞう)は一切経(大蔵経)を収納するためのお堂で、「元版一切経(5500巻)」の800巻余りがこの般若寺に残っています。内部は、三方に経棚があり天井は垂木が見える化粧屋根裏となっているようです。

経蔵の本尊は、廃仏毀釈で廃寺となった佐保路超昇寺の脇仏で、室町時代に製作された十一面観世音菩薩です。

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楼門

国宝楼門(ろうもん)は、鎌倉時代再建された伽藍の回廊西門に当たり、正門である南大門・中大門は兵火で焼失しました。
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西国三十三所観音石仏

境内のコスモスと合わせた写真撮影に人気です。
江戸時代、山城国の寺島氏が病気平癒のお礼に奉納された。
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拝観案内

住所

奈良市般若寺町221

奈良県奈良市般若寺町221

駐車場 有 
※秋のシーズン中、駐車場は有料になります。
大型バスの駐車場はございません。

拝観料

大 人 500円
中高生 200円
小学生 100円

開門時間

9:00~17:00

お問い合わせ

電話 TEL 0742-22-6287
FAX FAX 0742-22-7257
般若寺HP>>こちら

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