「長谷寺」牡丹で有名な花の御寺と呼ばれる観音霊場(ベタな奈良・長谷寺)

朱鳥(あかみどり)元年(687)川原寺の道明上人が、天武天皇のために泊瀬(はつせ)の地に「銅板法華節相図」を祀ったのが始まりといわれる。

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(出典:長谷寺HP)

徳道上人が西ノ岡(本長谷寺)と対になる東の岡に霊木で刻んだ十一面観音像を祀られた。
徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場を開かれ長谷寺は根本道場と呼ばれている。

桜・牡丹・紫陽花・蓮・てっせん等、四季を通じて花を楽しむことができ「花の御寺」とも呼ばれている。

ご本尊十一面観音菩薩立像は、右手に錫杖・左手に水瓶を持って方形の台座に立つ、長谷寺式十一面観世音菩薩であり、像高1018.0cm我が国最大の木造仏である。

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(出典:長谷寺HP)

平安時代になると、高貴な人々のあいだで長谷寺への参詣が流行り「初瀬詣」と慕われ、「枕草子」・「源氏物語」・「更級日記」などの文学にも登場している。

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十一面観音菩薩立像

十一面観音菩薩造立については、徳道上人が霊木で刻んだと書いたが、その霊木について興味深い話ある。

徳道上人は道明上人に観音菩薩像をつくることを相談したところ、近江国高島郡より来た楠の大樹が初瀬の神河浦(かみかわうら)という村に放置されているのでそれで仏を彫るがよいと言われた。

しかし、この楠は触れた者は必ず祟られてるという木で長年放置されていた。徳道上人は「霊験あらたかな木こそふさわしい」と楠を譲り受け、十一面観世音菩薩像の造立にあたった。

霊木は、祟ることなく人々をまもる仏となった。

観音像は、何度も火災に遭ったが焼け残った部分を体内に納める事により、霊木の力を伝えてきた。現在の仏像は、室町時代の天文七年(1538)に大仏師運宗らによって造立されたものである。

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(出典:JR東海)

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毎年、春と秋に観音様のお御足(おみあし)に直接触れてお参りできる特別拝観を行っている。
真下から見上げると、その巨大さに驚くだろう。重要文化財に直接触れることは、めったにないので貴重な機会である。

頭の上には、正面に阿弥陀如来、菩薩面(慈悲の表情)が2面、忿怒面(怒りの表情)が3面、牙上出面(称賛の表情)が3面、仏頂面(悟りの表情)が1面、大笑面(笑顔)が1面の10面を頂き、いつでも世の中を救うことができるよう、外界のすべての方向を見守っている。

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国宝本堂

天慶7年(944)に堂舎・宝蔵・本殿など焼失して以来、10回あまり焼失・復興を繰り返した。これができたのは、伊勢信仰の街道筋にあたる長谷詣(初瀬詣)の民間信仰流行による。

度重なる火災で中世の建物はことごとく焼失したが、慶安3年(1650)徳川家光の寄進によって舞台造の本堂(国宝)が再建された。
本堂は、東大寺大仏殿に迫る規模をほこっている。

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本堂と礼堂(らいどう)からなっており、礼堂の南は外舞台で、そのうち五間に三間をさらに前方へ突き出し、高い擬宝珠高欄をめぐらしている。

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登廊

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仁王門から本堂まで約200mの登廊(のぼりろう)は、持った長谷寺の顔ともいえる。
平安時代の長歴三年(1039)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれてる。
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下、中廊は明治二十七年(1894)再建で、風雅な長谷型の灯籠を吊るしている。

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仁王門

仁王門(重要文化財)は、長谷寺の総門で両脇には仁王像、楼上に釈迦三尊十六羅漢像を安置する。現在の建物は明治二十七年(1894)の再建。

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平成29年3月末まで修理中で全体を見ることができない。

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五重塔

昭和29年、戦後日本に初めて建てられた五重塔で、塔身の丹色と相輪の金色、軽快な檜皮葺屋根の褐色は、背景とよく調和している。
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牡丹

長谷寺と言えば牡丹(ぼたん)。
牡丹は、150種・7000株が咲き誇る。
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アクセス

総本山長谷寺
〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1
TEL.0744-47-7001

奈良県桜井市初瀬731-1

電車でお越しの方
大阪方面から
近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分
名古屋方面から
近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分。
※春のシーズンには急行が臨時停車します。

近鉄『長谷寺駅』から長谷寺まで(徒歩)の経路図
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入山時間

8:30~17:00(4月~9月)/9:00~16:30(10月~3月) ※牡丹まつり期間等時間延長あり

入山料金(個人)

大人:500円/中・高校生/500円/小学生:250円
障害者手帳掲示の場合:250円 ※同伴者1名に限り障害者割引適用

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