
奈良県三大梅林の一つ、奈良県下市町にある「広橋梅林」には約5000本の梅が植えられている。
見頃は、毎年2月下旬~3月下旬までで、白梅・紅梅・一重・八重咲きなど色々な梅を見ることができる。
「梅の里山まつり」が、2017年3月12日(日)に開催され、イベントも盛りだくさん。
展望デッキからは、梅の山が一望でき、金剛山・葛城山・二上山の山々の望める。
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広橋梅林
広橋梅林は月ヶ瀬、賀名生とならぶ奈良県三大梅林の一つで、広橋峠の北側斜面、約25ヘクタールにわたって約5,000本の梅が植栽されている。
金剛葛城両山や大和平野を見渡せる眺望も素晴らしく、青梅が実る初夏もお勧めだ。
散策道が整備されており、気軽にハイキングを楽しめ、梅以外にもさまざまな草花や人と触れ合える。
梅について
下市町HPより、
•古くは、実を薬用にするために、中国から渡来しました。
•香り立つ美しい花と、趣ゆたかに伸びる枝の様子が日本人に広く好まれ、万葉集の時代には、花と言えば桜ではなくこの梅を指していました。
•花の色や花弁の数はさまざまで、園芸品種は200種にもおよびます。
•今でも日本の味覚の代表ともいえる「梅」の実。広橋梅の里には、「白加賀」をはじめ、質の高い実をみのらせる梅の木が約5,000本植えられています。
•ウメの木のコケは、キレイな空気のバロメーター。
梅の里山の木を、よく見てください。老木に多いのですが、木の幹のところに「ウメノキゴケ」が見つかるはずです。ウメノキゴケは、車から出る排気ガスなどに含まれる亜硫酸ガスの多いところでは育ちません。広橋梅の里に多く見られることは、空気のキレイな証しといえます。ウメノキゴケは、空気の環境が良ければ、サクラやカキ、岩石などにも付着します。最近では環境問題の調査にも使われる、このウメノキゴケ。私たちが住んでいるところの空気がキレイかどうかも、このコケの様子を見ればわかるのです。
デッキテラスが梅林の中心で展望を望むことができるが、できれば山の斜面にある細い道をゆっくり歩きながら楽しむのがおすすめだ。
梅の季節は、広橋峠バス停から下市温泉秋津荘を目指す散策コースが人気だ。
梅の里山まつり
開催日
2017年3月12日(日)
会場広橋梅林
料金無料
問合せ
下市町役場 0747-52-0001
イベント
スタンプラリー・梅の種とばし大会・青空市・茶がゆや甘酒無料サービスなど
アクセス
奈良県吉野郡下市町広橋
梅の最盛期の土日は、
駐車場は約14台しか駐車できないので、近鉄下市口駅から奈良交通バスでアクセスする方が安全です。