法隆寺夢殿本尊開扉「秘仏救世観音像」は春と秋の2回実施されます

法隆寺夢殿本尊開扉は、春は4月11日(8時)~5月18日(16時半)と秋の10月22日(8時)~11月23日(16時)におこなわれます。

東院伽藍の中心ある八角円堂が夢殿で、聖徳太子が住まわれた斑鳩宮跡に、聖徳太子の遺徳を偲んで天平11年(739)に建てた伽藍が上宮王院(東院伽藍)です。

夢殿は、旧一万円札の透かしにも描かれていた建物で、夢殿の中央の厨子の中に聖徳太子等身と伝える秘仏救世観音像(飛鳥時代)を安置されています。

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救世観音像(造仏推定629-654年)は、200年以上封印され法隆寺の僧侶さえ拝むことができず、封印を解けば神罰が下り地震で、寺が倒壊するという迷信を信じていました。

封印が解けたのは、1884(明治17)年、東洋美術史家のアメリカ人、アーネスト・フェノロサが調査のために法隆寺を訪れたからです。

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救世観音開扉の瞬間

200年以上封印されていた救世観音開帳の瞬間は、フェノロサの『東亜美術史綱』に記入されています。
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「・・・二百年間用ひざりし鍵が錆びたる鎖鑰内に鳴りたるときの余の快感は今に於いて忘れ難し。厨子の内には木綿を以て鄭重に巻きたる高き物顕はれ、其の上に幾世の塵埃堆積したり。木綿を取り除くこと容易に非ず。飛散する塵埃に窒息する危険を冒しつつ、凡そ500ヤードの木綿を取り除きたりと思ふとき、最終の包皮落下し、此の驚嘆すべき無二の彫像は忽ち吾人の眼前に現はれたり。」

1884年8月16日に明治政府より依頼されたフェノロサは、神罰を恐れた僧侶の反対を押し切って200年間開かれる事のなかった厨子を開扉しました。

木綿の白布で巻かれた仏さまが姿を現した時の驚愕を、このような文章でフェノロサは著しました。

秘仏救世観音立像

救世観音は、大きな宝冠を戴き両手で宝珠を持ち、宝珠型の光背を背にし直立しています。
材質は樟で一材で丸彫りされており、両手と宝珠までも本体と共木で彫り出されています。

像全体に漆で目留めし白土で下地を塗った後金箔が押されており、宝冠と宝珠の火焔部分は金銅透かし彫りです。

長く秘仏で封印されてきたため、保存状態が良く金箔が残り輝いています。
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