春日大社本殿内の「獅子狛犬」が初公開される!!(第60次式年造替)

(2016年5月26日更新)
春日大社の第60次式年造替では、社殿や社宝などの修復と本殿4殿・若宮社社殿の「獅子狛犬(ししこまいぬ)」が数百年ぶりに新しく製作されます。

それに伴って中世に製作された「獅子狛犬」が数百年ぶりに2016年6月1日(水)~6月30日(木)の間、景雲殿で公開されます。

神社で目にする一般的な狛犬は屋外の石造ですが、春日大社本殿・若宮社の「獅子狛犬」は、木造で彩色されたものです。

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獅子・狛犬

神社の入口や本殿の両脇に一対で向き合う石造の「狛犬」をよく目にすることと思います。

狛犬は、獅子や犬に似た想像上の生物とされています。神社(寺院)正面向かって右側が「獅子」で左側が「狛犬」が一般的です。

獅子は、中近東でライオンの像を守護神としたのが起源といわれ、毛は直毛で口を開き「阿(あ)形」となっています。
狛犬は、朝鮮半島から伝わった霊犬が起源とされ、毛はカールしており口を閉じた「吽(うん)形」で頭に角があります。

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(▲ 大避神社神門前の狛犬。右が阿形、左が吽形。出典:ウィキペディア)

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(▲ 春日大社御神前獅子狛犬)

狛犬は伝来当初、宮中で鎮子(ちんす=重し)または魔除けの意味で置かれました。

平安時代から鎌倉時代になると神社や寺院の建物の中にも置かれるようになりますが、参道に狛犬が置かれるようになったのは、江戸時代からです。

宮中で使用された時は金属製であったと思われますが、神仏の守護の役割を果たすものは当初は木製が多く、屋外に置かれるようになって石が使用されるようになりました。

鎌倉時代後期以降になると様式が簡略化されたものが出現し、昭和時代以降に作られた物は左右ともに角が無い物が多くなりました。

春日大社参道に石造の狛犬もありますが、本殿神前の「獅子狛犬」は木造で彩色されています。

新しい神前「獅子狛犬」

今回の造替では、春日大社本殿4殿・若宮社社殿の獅子狛犬5対10体が製作されています。

御神前の調度であるため、清浄を期して前回の造替で撤下された江戸時代文久年間の二ノ鳥居古材を使用して製作されています。
高さ30㎝~40㎝、幅21㎝~24㎝で形も微妙に違っているそうです。

製作は、奈良県生駒市の南都仏師、矢野公祥さんが4年前から製作を始め春日大社4殿分が終了し、現在は若宮社社殿分を製作中です。

檜の古材であるため木が締まって堅くひび割れなどもあり加工が難しいそうです。現物と江戸時代の図面を参考とし、独自色も加えているといいます。
彫り上がった後は漆で塗り固めて青や緑の岩絵具で彩色し、金箔を貼って仕上げます。

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(▲ 狛犬 出典:産経WEST)

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(▲ 獅子 出典:産経WEST)

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(▲ 春日大社本殿)

春日大社 初公開「御神前 獅子狛犬」展(景雲殿)>>詳細はこちら

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