奈良の古代建築の楽しみ方【2】(法隆寺五重塔の建て方編)

奈良の古代建築の楽しみ方【1】(古代木造建築の建て方編)で、基本的な古代木造建築の建て方を説明説したが、実際古代の人々はどうようにしたのか、「法隆寺iセンター」2階で宮大工棟梁「西岡常一の世界」の中で、五重の塔の建築方法が図解されてるので紹介する。

法隆寺iセンターは、「斑鳩の里」の観光情報をサービスする観光センターである。
法隆寺だけでなく、斑鳩の里の道案内や、奈良県の案内を、マップボードとコンピューター情報でご紹介し、出力サービスも行っている。

法隆寺iセンターの2階に、宮大工棟梁「西岡常一の世界」という展示が実施されている。

故西岡常一氏は、宮大工棟梁として法隆寺の昭和大修理や、薬師寺金堂復興などに多大な功績のあった。古代から伝えられてきた技術や、木の文化をパネル展示で解説されている。
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宮大工棟梁「西岡常一の世界」

西岡 常一(1908年9月4日~1995年4月11日)
宮大工。奈良県斑鳩町出身。祖父西岡常吉、父楢光はともに 法隆寺の宮大工棟梁であった。彼も祖父の薫陶を受け棟梁となる。
法隆寺金堂の復元や法輪寺三重の塔、薬師寺金堂、同西塔などの 再建を棟梁として手掛け、また途絶えていた「ヤリガンナ」などの道具 の復活を行う。飛鳥時代から受け継がれていた寺院建築の技術を後 世に伝えるなど「最後の宮大工」と称された。
文化財保存技術者、文化功労者、斑鳩町名誉町民。

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法隆寺の胴張りというふくらみは、よく古代ギリシャのパルテノン神殿などに見られる「エンタシス」が起源といわれるが、科学的に証明されているわけではない。

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(▲ パルテノン神殿 出典ウィキペディア)

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法隆寺五重塔の建て方

1基礎

2部材加工

3部材加工

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古代の鉋(かんな)は、台付鉋ではなく槍鉋であった。
槍鉋は文献や絵画に残るのみでその製法、技法は久しく失われていたが、西岡常一らが文献、発掘品、当時の柱の削り跡など様々な資料を調査、分析し、20世紀の終わり頃に復元することに成功した。

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5相輪組み上げ

6仕上げ

現在のように、電動工具やクレーンなどの重機類のない時代に高層建築物を建てるには相当の労力がいったことと思う。
しかも、1300年以上の間地震での倒壊がないのも素晴らしい技術力である。

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