東大寺秘仏「国宝 僧形八幡神坐像」開扉10月5日(転害会)

東大寺の鎮守の手向山八幡神社(鎮守八幡宮)の祭礼が毎年10月5日に行われる。
八幡宮のご神体は「僧形八幡神坐像」であったが、明治初年の神仏分離・廃仏毀釈によって東大寺に移された。

毎年10月5日の転害会法要終了後、神像を拝観することができる。

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転害会(てがいえ)

東大寺の鎮守の手向山八幡神社の祭礼のことで、手掻会(てがいえ)とも書かれる。
転害会の祭礼は、転害門を出発し手向山八幡宮に向かうので転害会と呼ばれるようになった。

国宝転害門は、大仏殿の西北にあり吉祥の位置で害を転ずる意から転害門とも呼ばれた。
鳳輦(ほうれん)と神輿の三基が門の中央に安置され、門の西面に長い大きな注連縄が結わえられている。

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(転害門)

元々は、八幡神が宇佐から神迎えの様子を再現した行事で、毎年五月、神輿3基の渡御、神供・祭式のほか、田楽・舞楽の奉納が行われていた。
神仏分離の影響で、行列は途絶、現在では祭式のみが神社内と転害門で行われている。

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(手向山八幡所蔵「転害会図会」奈良地域関連資料画像データベースより)

秘仏特別開扉

勧進所の阿弥陀堂・公慶堂・八幡殿にある秘仏が、転害会の10月5日1日だけ特別開扉される。

公慶堂(公慶上人坐像)開扉
10月5日転害会終了後 10時頃~16時頃まで有料

勧進所八幡殿(僧形八幡神坐像[国宝]) ・
勧進所阿弥陀堂(五劫思惟阿弥陀如来坐像[重文])開扉
10月5日転害会終了後 10時頃~16時頃まで有料

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国宝「僧形八幡神坐像」

国宝「僧形八幡神坐像」は、鎌倉時代の建仁元年(1201年)製作である。
材質は桧、頭・体部は正中線で縦木二材を合わせ内部は頭部にいたるまで内刳りを行っている。

像は、写実的で快慶一派のすぐれた刀法の冴えを示している。
現在でも、袈裟・肉身にもあざやかな彩色を残している。

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重文「五刧思惟阿弥陀如来」

五刧思惟阿弥陀如来は、阿弥陀如来の異形のひとつで、永い間剃髪をすることもなく坐禅・思惟していたので、このような髪形になったという。
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桧材寄木造で、日本で宋の彫刻などにならって、鎌倉時代につくられたものと推測される。
顔だちは頬が張って四角く、扁平で、目鼻立ちが小さく中央に集っている。

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重文「公慶上人坐像」

公慶上人(1648~1705)は大仏殿および大仏の江戸再興にその生涯をかけた僧である。
十三歳の時、東大寺大喜院で得度し、雨に打たれる大仏を見て大仏殿再建の志を立てたという。

制作は江戸時代で、江戸彫刻のなかでも写実に優れた肖像として注目すべきものである。
朱衣および袈裟を着けて、胸前で手を組み、畳座に坐して礼拝する姿をあらわす。

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