大和平野(奈良盆地)の眺望スポットに行ってみた!!
- 2017/5/4
- 風景

平城京や藤原京そして、天皇・大王の宮が数多くあった奈良盆地は古くは大和の国中(くんなか)と呼ばれた。
大和の国中は、神話や万葉集などの中心となっている。
現在でも国中は、高い建物を建てることができないため、少し高い山や丘に登ると眺望が開ける。
国中を中心とした山や丘の眺望スポットに行ってみた。
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若草山(三笠山)山頂
若草山は標高342mで、3つの笠を重ねたように見えるので三笠山とも呼ばれています。
若草山には「大和奥山ドライブウエー」で登るのが一番簡単で、途中には大仏殿を眺望できるスポットがあるます。
頂上からは、大和平野を一望でき、夕日が沈む光景は新日本3大夜景の一つに選ばれています。
東大寺二月堂
世界遺産である東大寺大仏殿や興福寺五重塔を眺望でき、夕日のスポットでもある。
二月堂は、「お水取り」でも有名だ。
白毫寺
奈良市東部の高台にあり、奈良市街を見下ろす位置にある。観光地から離れ、駅から遠く道も狭いので、行く人は少ないが眺望は素晴らしい。
信貴山朝護孫子寺
奈良盆地の西側、平群町信貴山にある朝護孫子寺は、聖徳太子が物部守屋との戦いで戦勝の祈願をすると、毘沙門天王が出現されたという。本堂からは奈良盆地が一望できる、素晴らしい眺めとなっている。
龍王山
龍王山は天理市にある標高585.7mの山で、15世紀後半から天正6年(1578年)に織田信長の山城破却令まで十市氏(とおちうじ)の山城があった。
奈良盆地全体と、空気が澄んだ日には明石海峡大橋を望む事が出来る。
鳥見山
鳥見山(735m)の頂上近くにある鳥見山公園から、大和盆地、宇陀の山々を一望できる。
春は数千本のツツジの名所として知られ、秋には紅葉でも有名である。
標高が高いためよく雲海が現れ、まさに絶景である。
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大神神社
大神神社の「大美和の杜展望台」からは、大和三山をはじめ、二上山、金剛山、葛城山系が広く望むことができる。
桜井市出雲
大和から伊勢を結ぶ初瀬街道の、長谷寺までの途中にある出雲地区から、大和三山を望む事ができる。
香具山
標高152.4m。万葉集では「天香具山」(あまのかぐやま)と詠われて、山というよりは丘の印象が強い。頂上付近では木々により眺望は望みにくいが、登山道付近では遠望出来る場所がある。
甘樫丘
甘樫丘は標高148mの丘陵で明日香・奈良盆地を一望できる。特に天香具山・円錐形の耳成山・畝傍山がよく見える。
音羽山
万葉集にも詠まれた「梯立の倉橋山(音羽山)に立てる白雲みまく欲りわがするなべに立てる白雲」
高取城
583.9mの高取山頂に築かれた典型的な山城で、越智・本多・植村氏の居城として使われた。
「国見櫓跡」からは、奈良盆地の絶景を望める。
高城山
標高702の展望台で、大塔宮が吉野で挙兵された際、奥の詰城になったところ。
秋の展望台に続く坂道は、紅葉で有名。